高速バス・はかた号プレミアムシート乗車記 その1 |
※所要時間:下り14時間20分、上り14時間25分(道路状況により変化)
※座席の種類:エコノミシート(4列)、ビジネスシート(3列)、
プレミアムシート(2列)
※片道運賃(大人通常期):エコノミ8,000円
ビジネス15,000円
プレミアム19,000円
(ビジネスシート代金+プレミアムシート使用料4,000円)
(往復割引・小児および障がい者運賃あり)
※途中休憩:2回(1回につき20分、中央道:諏訪湖SA、山陽道:下松PA)
詳細情報は→こちら
所要時間は14時間超、走行距離は約1,150km!まさに最強の路線バス。
今回は、東京から乗車しました。
東京は新宿駅、西口にある京王バスの高速バスターミナルから出発します。
新宿西口駅の前、カメラはヨドバシカメラ(マルチメディア館)が目印。
マットなピンクゴールドのボディに、東京の花・桜と福岡の花・梅が描かれた美しい車両です。
2階建てバスで、1階がエコノミーシート(横4列シート全10席)、
2階の前2×2列の4席がプレミアムシート、21席がビジネスシートの座席編成。
なお、プレミアムシートは、長い長い距離を乗り切るためのサービスも満載です。
■消灯前のサービス品
・花王の蒸気でアイマスク
・耳栓
・はかた号プレミアムシート特製ハンドタオル
(スリッパ)
■朝のサービス
・ソイジョイ×2
・カロリーメイト
・ポカリスエット
座席がこちら。布製、クッションが無かったので固めの印象。
モスグリーンのシートは、昔懐かしき新幹線のグリーン車を思い出しました。
そして稼動枕つき。
付属サービスの厚めの毛布、エチケット袋、イヤホン。ハンガーは無し。
足置き。下は空洞になっていて、足を上に置くか下に入れるかお好みで。
前の座席との間隔はこのような感じです。さすがの余裕。
レッグレストを出したところ。
左右どちらのひじ置きに、それぞれ収納式のテーブルを配置。
"P4"(前から2番目、進行方向右側)の座席だったのですが、少々汚れが。
窓際にも多数の装備が。
まずは高速バスの高グレード車両につきものの地上デジタル放送テレビ。
高速道路走行中は、ほぼ受信できないのもお約束。
ラジオ設備もありました。
コンセントは、携帯電話充電、パソコン(無線LAN使用可能)、
マッサージチェア専用。差し込むのに少し工夫が必要で、プラグに入れた後、
ちょっと捻って固定するという使い方でした。
そして、こちらがマッサージチェア。プレミアムシート利用者だけの特権?
普段は座席の上の網棚に置いてあります。
2箇所をベルトで固定するタイプだったので、後ろで座っている乗客の方に
気をつけておきたいところ。
もみ、たたき、振動各種揃っています。
運転手さんに装着を手伝ってもらいました。
22時の消灯時間になると、サイドカーテンが閉じられ(フェイスカーテンは失念)
まさに"自分だけのスペース"に。
翌朝になると、プレミアムシート&ビジネスシートの利用者に
ソフトドリンクと軽食がサービスされます。
運転士さん、ありがとうございます。
ちなみに、出発後~消灯前と、目的地到着2時間前くらいから、車内でDVDが
何本か放映されます。私が見たのは『南極料理人』でした。
料理人の主人公が、とあるきっかけで南極越冬隊に派遣されてしまい、
氷点下マイナス36℃という環境の中、仲間と絆を深めていく物語
だったのですが、ほのぼの&楽しかった!
原作があるので、機会があったら読んでみたいですね。
part2(復路・福岡→東京+α)に続く