福山競馬に行ってきました part1 |
でもその前に…。
行ってみました鞆の浦。ひなまつり期間中なので、雰囲気も華やか。
この日は、風はやや強かったものの、青い空と真っ白な雲が鮮やかな
コントラストを描き、穏やかな太陽が降り注ぐ良い天気。
そして、市営連絡船で5分のところに位置する仙酔島の自然に触れながら、
期間限定の「かき小屋」で、採れたて新鮮ぷりぷりの牡蠣を炭火焼で堪能。
この時点で、長時間かけて来た甲斐がありました。
その後、タクシーで福山競馬場へ、所要時間は15分@2800円。
運転手さんが福山競馬場の向かいで生まれたということもあって、
色々な話をしてくださいました。
昔は競馬場の周辺が農家で、各家の外厩から農耕馬(アングロアラブ)を
持ち寄って走らせていたこと、サラブレッドとアラブの見た目&丈夫さの違い、
武豊騎手が乗りに来て、多くの女性ファンや若者で賑わった日のこと
(南井さんのことも知っていた)、競馬の収益で小学校を建てたこと、
少し前までは、鞆の浦にも送迎バスを走らせていたことなどなど。
これだけでも、福山に来た甲斐があったと思いました。
厩舎地区の横を通り、到着。
地方競馬場では、所属騎手の写真が並べられているところもありますが、
福山のそれは入場門脇にありました。
周辺もみてみると。
開催案内とのぼり。
場外発売所。
門を出て左手にある、福山駅行きの無料送迎バス乗り場近くにあった看板。
過去には鞆どころか、いろんな場所行きの送迎バスが出ていたようです。
「常石」の隣はどこ行きだったのだろうか…。
競馬場到着は午後14時だったのですが、ちょうどウィナーズサークルにて
金沢からの期間限定騎乗騎手である畑中信司騎手と青柳正義騎手の
お別れセレモニーをやっていました。
ナムラダイキチでもおなじみの畑中騎手(黄・赤山形一文字)は、この2か月で
22勝を挙げて大活躍。岡田騎手壮行レースのことについても、ちらりと触れられていました。
畑中騎手は照れ笑い?
福山競馬場のウィナーズサークルは、観客が関係者を見上げるようになっています。
そして、正面には何と「お子様専用スペース」が(表彰式の間のみ、警備員さんが
仕切りを作ります)!!
今回のセレモニーでも、お子様たちの花束くださいー!プレゼントボールくださいー!
攻撃が見事に炸裂していました。
それにしても福山競馬、ダートの色が赤い!とてもきれいな色をしています。
確かにズサーーーッとやりたくなる。
10年以上も前の小倉競馬場のダートコースもこんな色だったような。
と、歴史を感じさせるハロン棒。
スタートゲート。これを引っ張っていた車、ディーゼルなのか
黒煙を吐きながら移動していました。
山と川、雄大な自然に囲まれた競馬場。大井や川崎、名古屋といった都会の
中心にある競馬場によく行ってるだけあって、個人的には新鮮な雰囲気です。
シルクウィザードと熱戦を繰り広げていた「クラマテング」も
出走していました。きれいに編みこまれたたてがみが印象的でした。
日曜日だけあって、若いカップルや家族連れなんかも来ており、コースをバックに
写真を撮っている家族もいました。
スタンド内は、馬券を買う方々で賑わっていました。過去に福山競馬で
活躍した名馬たちゆかりの品々の展示もあったのですが、たてがみが
並んでいたのはびっくり。福山競馬の名馬に対する尊敬の念が窺い知れます。
スタンドの一部は閉鎖されています。
フッキーくんとゆかいな仲間達、騎手のせバージョン。
この日は、特別観覧席「ウイニングルームクレスト」を利用しました。
(同じスタンドにある2、3階のカップル席やファミリー席は閉鎖されていました)
明るい雰囲気の部屋、ふかふかの椅子。
カウンター席のモニターはブラウン管で、2人に1つつきます。
なお、テーブル席もあり、5人1組の相席可能だそうです。
知らない人同士で競馬談義に花を咲かせている、ってこともあるのか。
コース一望、壁向こうの芦田川も見渡せます!
聞いていた以上に、3~4コーナーのカーブが急な感じ。
騎手の方々は慣れるのが大変そうだ。
フリードリンクもホット・コールド、ソフトドリンクにコーヒーもあり
充実しています。
-part2に続く-