先代「おがさわら丸」・乗船記/東京→父島(1等寝台)part1 |
個人的には、2等にも寝台が設置されるのは助かります。
他のサービス面もどうなるか、とても興味深いです。
そんなわけで、こちらは今年6月22日東京発、26日父島発で
引退を迎える先代「おがさわら丸」を載せておきます。
竹芝桟橋で出発を待つ「おがさわら丸」(通称:おが丸)。
ここから父島までは、25時間かかります。出航日は大体一週間ほどの間隔。
生活物資もこの「おが丸」が運んでいます。
靴に付いた種などを除く為のシートを通過。
島独自の生態系を守る為です(目に見えなくてもくっついている可能性がある)。
さて、こちらは一等の部屋です。最大定員4人ですが、
相部屋OKなら、1人旅でも利用できます。ちなみに女性専用部屋もあります。
今回は同年代っぽい方々と3名で利用。片道25時間掛かる場所に行くこともあり、
皆さん話が弾む弾む…しかもその内の1名とは、父島到着後もツアーで一緒になりました。
こういう出会いも、小笠原旅行の大きなポイントだと思います。
クローゼットはコンパクトに。靴を脱いで上がるタイプの部屋でした。
やや年期が入っていますが、とてもきれいで居心地が良いです。
清掃スタッフさんの「おが丸」に対する想いが伝わってくるようです。
寝心地は期待しないでください。
座椅子はやっぱりいいものだー。
なお、備え付けのテレビですが、外洋に出るまでは衛星放送が見られます。
小笠原をPRしたDVDもありました。レンタルDVDは無い模様。
お茶セットもあります。
エントランス
売店では船のお供(酔い止め、おつまみ等)の他、島名産品や
ガイドブックも扱っています。
本日のクルー案内。安全な船旅ありがとうございます。
船内ではシアタールームがあり、この日放送される映画の情報も載っています。
「救命胴衣のつけ方」ビデオ上映中では、ルームを独り占めしました…。
「おが丸」には立派な食堂もありました。
コックさんが直接見えるとご飯のおいしさも倍になりますね。
テーブルには何と、滑り止め。そして椅子もガッチリ金具で固定。
今まで沿岸の船しか乗ったことの無い自分にとっては、
これからどんな揺れが来るのだろうかワクワク(結局ほとんど
凪だったのでよかったのですが・笑)。
食堂前には、島内でのツアー案内がたくさん。
食堂閉鎖中に行われていた船内のイベントでも、島の人たちが直接PR。
また、食堂では小笠原の紹介スライドの上映をしていました。
誰でも利用OKのロビー。航海中ずっと埋まっていました。
出航後、ブリッジで係りの方のお見送り。
レインボーブリッジの真下も通過します。
ちょっと長くなったので、航海中の様子はpart2へ…