TOKYOパノラマドライブ |

一見、ただの2階建てバスのように見えるはとバス。

なんと、天井がありません。

こちらは「TOKYOパノラマドライブ」という、はとバスのツアーのひとつ。
東京駅丸の内南口出発、上の写真にある屋根無し2階建てバスに乗って、
都心の有名スポットを60分かけて運行します。運賃は大人1,500円。
くわしくはこちらから

2階に上がったところ。乗客は15人前後で、仕事帰りの集団や外国からの観光客といった
客層でした。平日夜なのとあってか、乗車率は40%程。
ちなみに、1階は荷物置き場になっています。

運行中は外気にさらされるので、こういった丈夫そうなしたシート。
また、後部座席に監視員が乗務しており、安全に配慮しています。

月が見守る中、出発進行。美人ガイドさんとともに、東京ツアーが始まります。

分かりづらいけど皇居。木々に囲まれた別世界。
ガイドさんから大田道灌に関するトリビアなどが聞けます。


ライトアップされた国会議事堂。門と鍵以外は全部日本で採れた材料を使っているらしい。

たまに、歩道橋の上から手を振ってくれる人もいるらしい…が、
この日はそういった人はいなかった。ちょっと残念?

東京タワーの真横も通ります。沸きあがる歓声。

首都高速突入。バスが高さ制限ギリギリなので、看板に頭がぶつかりそうでした。

時速80kmでぎゅんぎゅん飛ばすはとバス。ジェットコースターに乗っている気分。
そして打ち付ける風もあって、体感温度は摂氏ヒトケタ。
椅子の暖房機能もなかったかのようでした。

レインボーーーーブリッジーーーーーー

お台場を抜け、晴海から銀座方面へ向かいます。
オリンピック村になるはずだった空き地や築地市場移転予定地の側を
走っていきます。
晴海のあたりでガイドさんのお話。
皇居の一角には、47都道府県の木が植えられていてるそうで、
その話の流れで出てきた説明にビックリ。
なんと"都道府県の野菜"まであって、「東京の野菜は小松菜」だそうです。
また知識がひとつ増えた。

勝鬨橋通過。この橋が開くところを、リアルタイムで見てみたかったです。

勝鬨橋を過ぎ、築地の市場そして歌舞伎座の跡地を横目に見た後は、
憧れの大都会、銀座の中心部へ。どこかで見たことがあるような建物が。

新数寄屋橋をくぐり、再び皇居へ…。
めまぐるし変わる景色、いつもとは違う目線、そしてガイドさんの楽しいトークで
1時間はあっという間でした。今度は昼行便に乗ってみたいです。
東京に来た友人の観光案内や、デートにもお薦めかも。
なお乗ったのは11月中旬で、外を歩くだけならパーカーでも何とかなる程度の
気温でしたが、このバスに乗るなら厚めのジャケットは欲しいかな、と感じました。